8年近く使用したセナ(SENA)のバイク用インカムSMH10の調子が悪くなったので、LEXINのバイク用インカム『LX-B4FM』に買い換えました。
SENAのインカムと比べると半額以下でコスパ最高です。にも関わらず、Amazonベストセラー1位で評価も高かったので購入しました。
B4FMをソロツーリングで使って思ったこと
- コスパ良し
- 音楽・スマホナビの音質・音量ヨシ
- スマホとのBluetooth接続問題ナシ
- スマホの音声認識できる
- バッテリーの持ち良し
ひとりで使う分には大満足の商品。悪いところは1つもありませんでした!
なんでしたら数年前に購入したSENAの2万円以上したインカムより優れているところありました。
ただ、、、
思わぬ落とし穴ありました。
それは他社のインカムとペアリングしたとき発覚しました。
LX-B4FMとセナ(SENA)はペアリングできます!
ですが!!
ペアリングしても、B4FM側から通話(インカム接続)できませんでした!
これ、かなり不便!
通話を1度やめるとこっち(B4FM)側から会話ができない。前を走って手で合図を送って接続してもらったよ
買い替えを検討しなきゃ?!とあきらめかけていたころ、裏技のような方法ですができるようになりました!
取扱説明書には書かれていない方法なので、アップデート後や旧型のB4FM、SMH10以外のSENA製品や他社インカムで同じように出来ない場合があるかもしれません。ご了承ください。
この記事では、
●LX-B4FMの商品レビュー
●B4FMと他社インカムをペアリングしても、B4FMから通話(インカム接続)できない場合の対処方
以上の2点を元にご紹介します。
(B4FMは新型と旧型ありますが、私が購入したのは2022年4月で、新型(改良版)です。そちらを元にご紹介します。)
LX-B4FMの紹介!新型(改良版)と旧型がある
LX-B4FMには新型(改良版)と旧型があります。
新型と旧型では電源の入れ方など操作方法が違います。
旧型:本体とマイクを接続するケーブルがイヤホンジャック
新型:本体とマイクを接続するケーブルがType C
私が購入したのは新型でした。
Amazonベストセラー1位の性能とコスパが最高!
LX-B4FMの性能は以前使っていたSENAのSMH10にも見劣りしません。
- 最大10人同時通話可能
- 直線距離200m-400m
- Bluetooth5.0接続
- FMラジオが聞ける
- 音楽共有可能
- スマホ音楽聞きながらナビも再生
- Siri・Google音声対応
- IP67防水
- 連続15時間通話可能
- 音声が日本語
- 安いのに高評価が多い
Siri・Google音声対応という点、Bluetooth5.0接続という点、コスパでSENAのSMH10インカムより優れています。
そして、LX-B4FM1番のポイントは安いのにAmazonでレビュー評価が高いことです。
SENAのSMH10は2万円以上しました。今セナ(SENA)のインカムを購入しようとすると5~8万円くらいします。
その点、B4FMは購入のタイミングによって1万円以下で購入できます。
B4FMはAmazonでよく割引クーポンが発行されているよ!Amazonのビッグセールも重なるとさらに安くなることも!こまめにチェックしてみてね!
B4FMみんなのレビューと半年間使ってみた感想
Amazonよりみんなのレビューを抜粋してご紹介します。
カスタマーレビュー星4.3です。
●良い点
- bluetooth接続が自動で早い
- バッテリーがかなり長持ち
- アフターフォローが良い
- 質感が安っぽくない
- コスパ最高
- この価格で悪いところが見当たらない
「コスパ最高」と「アフターフォローが良い」という意見が多く見られました。
不具合があったときにメールをしたらすぐに交換してくれた!などメーカー対応が早いようです。
●悪い点
- B-COMとの接続は難あり
- 操作が非常に複雑
- 直線距離100mでノイズが入る
- グローブして操作するとボタンが小さくてやりにく
音が小さい・聞こえないというレビューがいくつかありましたが、私も最初そうでした。
マイク・スピーカーのケーブルが最後までインカムにグッとささっていないことが原因でした。しっかり奥まで差し込めば改善しました。
直線距離は2人の場合200m-400mと記載されていますが、状況によると思います。
実際に高速道路で使ったとき、間にトラックが入った状態で数百メートル離れても接続に問題ありませんでした。周りの建物など、環境によるのかもしれません。
以下、私が半年間使ってみて感じたこと
●バッテリーの持ちが良い
1度しっかり充電すれば、週末ふらっと近くを30分ほど走る程度なら1ヶ月は持ちます。
電源を入れるたびに「バッテリー残量は100%です」というアナウンスが気持ちいい!
1ヶ月くらい使っていたら「80%です」となったので充電しました。
ロングツーリングで夜中の2時から夜19時まで、ナビと音楽聞ききつつ友人とインカム接続して使いました。
その状態で17時間使っても「バッテリー残量は100%です」と言っていたのは驚きました。(さすがに100%はありえないですが・・・)
●高速では聞こえにくい
時速100km超えるとインカムの声が相手側(senaのSMH10)では聞き取りにくいそうです。
マイクの位置によると思うので工夫が必要です。
B4FMの取り付け方
B4FMの取り付け方法は以前の記事「ネオライダース」ヘルメットで紹介しています。
上の記事の真ん中くらいに記載しています。
インカムは30分ほどで取り付けできました。
B4FMの取り外し方
LX-B4FMをマウントからの外し方をご紹介します。
取り外すには付属されてくる右下の黒いプラスチックが必要です。手元にないときはバイクのキーでも代用できました。
だけど鍵もマウントも傷つくので、付属のコレをつかいましょう。
インカムはマウントについているレールに上からスライドさせて取り付けます。
左上の写真をみるとビョンと浮き上がっている部分があると思います。
奥までスライドして取付けるとこのビョンがひっかかって取れない仕組みになっています。
そのため取り外すときは右上の写真のように黒いプラスチックを上から差し込んでこのビョンを下に押し下げ、インカムを上にスライドさせれば取り外しできます。
取扱説明書をみるとこんな感じです。なれれば簡単です!
他社のインカムとぺアリングするやり方・方法(B4FM新型)
新型(改良版)のLX-B4FMと他社のインカムSENA製で説明します。
基本的には上の説明通りにすればペアリングできました。
少し補足すると『待機時に・・・』というのがポイントです。
B4FMの電源を入れただけの状態が『待機中』です。
スマホとBluetooth接続している場合、電源ボタンを押す度にしたのように切り替わります。
「待機モード → スマホ(音楽) → 待機モード → スマホ(音楽)…」
インカムとペアリングするときは、スマホのBluetoothをOFFにしてやることをおすすめします。
もう1点、
上の取扱説明書の『4』に関しては説明書通りにはいきませんでした。
ここに関しては次でお話しします。
LX-B4FMからセナ(SENA)にインカム接続できない?繋がらない問題
実際に2泊3日で長野・金沢への1300kmツーリングで使用してみて気付いた大きな問題がありました。
セナ(SENA)からはインカム接続(会話)できるのに、B4FMからはインカム接続(呼び出し)できない問題です。
取扱説明書によると、ペアリング後は「+ボタン」と「-ボタン」を同時に押せば通話状態になる。とかかれていますが、『プーッ』となるだけで何もおきません。
結局ツーリング最中は、なすすべなくB4FM側からSENAのSMH10に接続(通話)することはできませんでした。
次の方法でLX-B4FMからセナSMH10にインカム呼び出しすることが可能になったのでご紹介します。
B4FMからセナ(SENA)に繋げる方法!通話するやり方
まず、
B4FMとスマホのBluetooth接続は解除しておきます。(スマホのBluetoothをひとまずOFFにしておけばOK)
※スマホとインカムを先に接続した状態だと、Google検索やSiriが起動してしまうので必ずスマホのBluetoothはOFFにしてください。
①ペアリングします。
(1度ペアリング済であれば両方とも電源を入れて数秒待てば自動ペアリングされます。毎回する必要はありません)
②ペアリングすることができたら待機中のB4FMの「 - ボタン」を2回すばやく押すとセナ(sena)のインカムを呼び出して会話できます。
インカムが上手く接続されると上の写真のように青と赤のランプが点滅します。通話中はずっとこの青と赤の点滅が続きます。
③音楽・Googleナビも一緒に使う場合はこの状態になってからスマホとBluetooth接続します。(スマホのBluetoothをONにする)
④電源ボタンを1度押すとインカムが終了します。(待機モード)
⑤電源ボタンをもう1度押すとスマホに切り替わります。(音楽・Googleナビ)
⑥他社のインカムにまた繋ぐときは、電源ボタンを1度押し「待機モード」にします。この状態で「 - ボタン」を2回すばやく押すと、相手に通話することができます。
インカムとペアリングしている状態も、電源ボタンを押す度に下のように切り替わります。
「待機モード → スマホ(音楽) → 待機モード → スマホ…」
この待機モードにしたときに、「 - ボタン」を2回すばやく押すことで相手のインカムに通話できます。
取説にそんなこと書いてないし、操作がややこしい
取扱説明書には待機モードで「 - ボタン」を2回すばやく押すとsiriやOK Googleが起動するはずなんですが、インカムが接続されている場合はこの操作で相手のインカムを呼び出すことができることがわかりました。
逆をいうと、インカムと接続しているときは、siriやOK Googleは起動できないということですね。
B4FMの取扱説明書にはのっていない方法なので、SMH10以外のSENA製品や他社のインカムで、うまくいくかわかりません。
もしこれでもできない場合は、スマホの契約で「かけ放題プラン」の人は普通に通話しましょう。
待機モードで「 + ボタン」を2回すばやく押すとリダイヤルできます。電話を切るのもインカムで操作できるので、それで会話できると思います。
お困りでしたらいちど試してみてはいかがでしょうか。
LX-B4FMレビュー!他社インカムSENAとペアリング方法!まとめ
LX-B4FMの商品紹介と他社インカムとの接続方法をご紹介しました。
私の半年使ってみた感想としては「これで十分!買って良かった!」と思っています。
SENAのインカムが優れているのは知っていますが、最近のは5万円以上します。簡単には手がだせないですよね?
そういった人にLX-B4FMおすすめです。
- コスパが良い
- Bluetoothのバージョンが新しい
- バッテリーの持ちがすごい
- siri、OK Googleが使える
- クリアな音質で音楽が聞ける
- ナビが聞ける
- IP67防水レベルで急な雨でも平気
これだけのものが1万円以下で実現できるのはかなりコスパがいいです。
購入は「Amazonで割引クーポン」があるときがチャンスです!
そこそこの頻度でクーポンがでているのでAmazonでチェックしてみてください。
初心者ライダーさんや、インカムを使ったことない人には超おすすめです!
バイクライフ広がりますよ!
B4FMから他社インカムへの接続(通話)できない問題は先ほど紹介した方法を試してみてください。
操作が少し難しいですが・・・
●スマホのBluetooth接続を切断した状態で試すこと
●電源ボタンで待機モードに切り替えて「 - ボタン」を2回すばやく押す
あきらめずに何度かモードを切替えながら挑戦してみてください。
解決することを願っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
感謝!!(*´ω`*)