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【体験記】はじめての大腸カメラ検査|ポリープ切除

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血便(粘血便)が出たことから大腸カメラ検査を受けてきました。

検査までの経緯としては、脂汗が出る程ひどい腹痛に襲われ、粘血便が出たことがありました。翌日すぐに病院に行ったところ、年齢も考えると大きな問題はないだろうとの診察でしたが、粘血便の経験が2回目ということもあり、検査をすることにしました。

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検査は粘血便が止まって、胃腸が休まってからのほうが良いとのことで、症状が落ち着いた2ヶ月後に検査を受けることになりました。(2週間くらい休ませれば大丈夫みたいですが、予約がいっぱいで取れませんでした)

胃カメラなどの経験もなく、初めての体験でドキドキでした。40歳を超えたことで、そろそろ体のメンテナンスをやらなきゃと思っていたので、いい機会となりました。


検査の感想を先に言うならば、
”結構しんどいな・・・当分やりたくない”という感じです。

それでは早速、
前日の食事制限から検査当日、その後の流れまでをご紹介します。

大腸カメラ検査までの流れ

大まかな流れはこれです。

  1. 検査の前日に食事制限をする
  2. 錠剤の下剤を飲む
  3. 検査の当日、朝から液体の下剤を飲み、腸内の全てものを出し切る
  4. 病院に着いてから、用意された服に着替える
  5. 20分ほど点滴を受けながら休む
  6. 大腸カメラ挿入
  7. ポリープが見つかり、切除
  8. 30分ほど休憩して、会計を済ませて帰宅

という流れで行われました。順に補足していきます。

①検査の前日は食物繊維の多い物は食べてはいけないので、昼と夜に素うどんのみ食べました。トウモロコシとかは、前々日でも食べない方が良さそうです。毎日の晩酌はこの日は控えました。

②錠剤の下剤はプルゼニドという薬で、検査前夜21:00に飲みました。下剤を飲んだことがなかったので、すぐにお腹を下すのかと、びびってましたが、そんなことはありません。8~10時間後に腸の運動を活発にする効果があるので、その日は何事もなく普通に眠りました。

③検査当日朝、ここ辛いです・・・。下のモビプレップという下剤を飲みます。この粉の入った容器に水を2リットル入れ、それを朝の9:00から下のスケジュールに合わせて飲みます。味が微妙です・・・
スポーツドリンクと海水が混ざったような少し変わった味です。

9:00ちょうどに飲んですぐ便意を催しました。そして、3杯目を飲むとお腹がキュルキュル言い出し、トイレにダッシュです。この下剤は即効性はありますが、痛みを伴う腹痛ではありませんでした。何度もトイレに行くのでヘトヘトになりました。

便の色が透明になれば、下剤1リットルで終了なんですが、10回ほどトイレに行ったものの、透明にはならなかったので、結局2リットルの下剤を全部飲みました。最後の方は味が段々辛くなり、吐きそうでした。

辛かったです。
下剤を全部飲み終えて体重を測ったら、1.5kg減ってました。


④やっと病院に向かいます。その日は30度超えの暑い日で倒れそうになりました。
検査の際に、カメラがうまく入っていかない場合に痛みが発生します。その痛みを和らげるために鎮痛剤を使用する可能性があるようで、使用すると帰りの車の運転が禁止されこともあるので歩いて病院にいきました。

体調悪いし、水分足りてないしで、熱中症が心配になりました。

病院についてすぐ、お着換えです。
お尻がパカッと縦に割れたズボンと、ガウンみたいなものに着替えました。


⑤点滴を20分程行いました。他の病院はしりませんが、パーテーションに区切られた空間にカウチソファがあって結構快適でした。


⑥やっと検査です。
カメラを入れるときは気持ち悪いだけで痛みはあまりありませんでした。
ただ、カメラの先端から空気が出ていて、その状態で大腸の中を進んで行くんですが、腸内がパンパンになるわけです。苦しいです。先生からは我慢せずにオナラしてくださいと言われますが、人前ではうまく出来ません。なにより、朝の下痢が頭を過り、便がでてしまうんじゃないかと勝手に我慢しちゃいます。

それが原因かはわかりませんが、腸の奥の方の目的地までカメラがうまく入らず、10分くらい苦戦していました。そのカメラの動かし方が痛かったです。言うならば、下から突き上げるような腹痛っていう感じでした(-_-;)
まぁ、鎮痛剤を使ってもらうほど我慢できない痛みではなかったです。
いや、、、それなりに痛かったけど、頼みずらかっただけかも。。。


⑦ポリープがありました。検査中はモニターで腸内が見れます。先生が見ながら説明してくれました。
『ポリープあるなぁ、切除します。』みたいな。

ポリープ発見して、まず、カメラの先?から青い液体を噴射しました。 ポリープ(腫瘍) をよく見えるようにするためのものらしいです。そして、ワイヤーみたいのが出てきて、ポリープ(腫瘍)を輪っかで囲みます。(古い映画とかに出てくる、馬に乗ったカウボーイが輪っかで獲物を捕まえるみたいな感じ)

そして、『いきます!』という医師の掛け声と共にワイヤーの輪が小さくなって、ブチッとちぎるわけです。画面を見ていたので、切除の瞬間にお腹に意識を向けていましたが、何も感じませんでした。
痛みはありませんでした。

この切除したポリープは、顕微鏡検査に回して、良性か悪性かを確認してくれるとのことでした。悪性であれば、『癌(がん)』ということになります。



⑧無事に検査終了です。
疲れましたが、なんか達成感みたいなものを感じました。

30分ほど休憩して、点滴を外してもらい、私服に着替えて終了しました。

大腸カメラ検査 かかったお金

病院によって違うと思うので、目安となりますが、健康保険を使って自己負担額30%で約19,000円でした。
この金額はポリープの切除する数に応じて値段がアップするそうです。たくさんあればあるほど高くなるということです。1箇所だったので、この金額でした。なので、検査の日は多めにお金を持ってくことをお勧めします。

ちなみに、このポリープ切除は日帰り手術に該当するため、保険に入っている人は保険金をもらえる可能性があるので、あてはまる方は保険会社に問い合わせしてみると良いかもしれません。

大腸カメラ検査 まとめ|顕微鏡検査の結果

はじめての大腸カメラ検査は『結構しんどい・・・』という感じでした。
ただ、ずっとやるべきだと思っていたので、達成感はありました!

終わったー!ってことで、お酒飲むぞーー!!
と思っていましたが、ポリープ切除したせいで1週間は飲めません。

切除したことで少なからず腸内に出血があるため、薬を飲まなければなりません。
アルコール・入浴(シャワーは可)・激しい運動は1週間控える必要があります

毎日晩酌する身としては辛かったです。ノンアルコールビールで耐えしのぎました。

検査後は、特に痛みなどもなく、数日後には普通にうんちょす君も出ました。
普通の生活ができました。胃腸に負担をかけないように優しい物を食べるようにしたくらいです。
まぁ、3日目には普通にマックを食べちゃいましたが(;´∀`)

その後、顕微鏡検査の結果を聞くために、再度診察を受けに行きました。
結果は、悪性の腫瘍ではありませんでした。ただ、この腫瘍(ポリープ)は、ほおっておくと悪性になる可能性もあるため、切除しておくと良いとお医者さんは言っていました。

検便ではポリープは見つけられないので、カメラで見るしかありません。
そのため、1~2年の周期でカメラ検査をして、その度に切除することが望ましいとのことです。

自分は2年後にまた大腸カメラをやろうと思っています。60歳超えた頃から毎年検査すればいいかなっと今は思っている次第であります。だって、結構辛かったから・・・


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
感謝!!(*´ω`*)

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